埼玉県吉見町の崖にあるたくさんの横穴。百穴と言うが、219個あるそうだ。 古墳時代後期のものだそうだが、最初は先住民族「土蜘蛛」の住居跡と見なされたらしい。 この「土蜘蛛」という人々のことは良く知らないが、コロボックル人と同じらしく、とても 小さい人々だったそうだ。たしかに、人が入れる大きさの穴もあるが、住むには 窮屈すぎる。今では、集合墓と見倣すのが定説だそうだ。
パンフレットにも書いてないのだが、驚くべきことに、横穴の中にはびっしりと文字が彫られている。 その殆どは漢字である。アルファベットもある。どうも人の名前や学校の名前が多いようだ。
下の方にある3つ程の横穴は特に網がかぶせてある。天然記念物「ヒカリゴケ」があるそうだ。 でも、見ても良く分らない。 ヒカリゴケと言えば、人肉食の映画で有名だが、あれは知床半島の洞窟の話だ。 関東でヒカリゴケが発生する場所は珍しいが、皇居の堀の所にもあるらしい。
この吉見百穴には第2次世界大戦中に作られた地下軍事工場跡もある。
これが吉見百穴
ヒカリゴケもあるよ。