学校あり(埼玉県吉川市平沼, 県道52号線旧吉川橋近く:SATORUさん提供, 2000.8) 拡大
遂に「足長小学生」が発見されました。まあ「足長小学生」と言うより 「元気な小学生」というべきかな。昭和25年から昭和35年まで使われていた物です。 いやー、改めてインターネットパワーって素晴らしいと思いました。 諦めていた夢も叶う。まあ、ささやかな夢ですけど、実際に叶い難いものだった。 本当に、誰にも顧みられる事の無く埋もれていた貴重な記号遺物 という趣です。 果たして、日本国土に残存する「足長小学生」は、これ一つだけなのか? おそらく、他にもあると思うのだが、我々が接触するのは極めて困難だろう。 尚、近くには学校は見当たらないとの事です。
(追記1) この近くに、古い小学校(吉川小)があるという情報を頂きました。
(追記2) 先日、吉川市に見学に参りました。標識は、古びた商店街沿いの 比較的交通量の多い道路に向かって立っており、道路を走る車から良く見えます。 商店街の裏手には小学校があるのですが、この標識が無ければ、 小学校の存在には気づかないかも知れません。 したがって、この道路に小学生が不意に飛び出して来る可能性は高く、この標識は立派に現役であることが 伺えます。 多くの人は、単なる飛び出し注意の看板としか思わないのかも知れません。 良く生き残っていたものだと、感心するばかりです。
(帰りしな、野田市北部の、県道17号結城野田線沿いで、旧案内標識を 見つけるも写真撮影できず。)
方面・方向及び距離C(千葉県柏市増尾, 県道51号線(市川柏線):はまコ〜さん提供, 2000.10)
周辺
上の方は、錆びが進み過ぎて、透けてますね。根性で生き残っている感じです。
危険(岡山県岡山市宝伝地区:浜崎ヒカルさん提供, 2000.11)
海岸沿いなのかな。支柱は木製に見えます。電柱に括り付けている様は、 学校ありと同じですね。標識は綺麗に見えますが、ちゃんと旧字体を使ってますね。
注意(岡山県岡山市上道北方地区, R2沿い:浜崎ヒカルさん提供, 2000.11)
こちらは、文字が掠れかけている。上の鋲から滴り落ちるように錆びているのは、 古い警戒標識に良く見るパタンですね。
学校あり(石川県金沢市笠舞:akiraさん提供, 2000.12)
学校ありの第2弾です。吉川市のものと比べると微妙にデザインが違います。 こちらの方が足の開きが大きく、速そうですね。デフォルメが強い。 御手洗に在ったとされる標識も、 「豊町ワクワク探検絵図」のイラストを見ると、金沢のものに近いようです。
注意(広島県東広島市八本松町原:Satoshi Kajimuraさん提供, 2000.12)
激しく錆びています。
注意(広島県賀茂郡河内町, R432:Satoshi Kajimuraさん提供, 2001.1)